2016年04月30日

下総おうみちゃん

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先日の銚子電鉄デハ700の記事でちょっとご紹介した、同形式をモチーフにしたマスコットキャラクター「下総おうみちゃん」。
数年前に「ポッポの丘」を訪れたときに撮影していたので、ここで取り上げてみたいと思います。|д゚)

絵師はイラストレーターの月邸沙夜さん。
なかなか可愛いデザインのキャラクターではありませんか。(*´ω`*)
名前の「下総」は、この電車が活躍していた銚子電鉄のある千葉県北西部の旧国名であることは分かりますが、じゃあ「おうみ」ってのはどこから来ているのかな?
…と思ったら、先日の記事に答えが書いてありましたね。デハ700のルーツ、近江鉄道の「おうみ」でした。

キャラクター設定をちょっと調べてみました。
それによると、元々おうみちゃんは近江国のかみさまに仕えていた妖精さんだそうです。
近江鉄道の電車(デハ700の前身)と仲良くなり、その車両と一緒に銚子電鉄へやって来たとのこと。
無事引退したデハ700の中で安心してうたた寝をしていたら、そのままポッポの丘に連れてこられてしまったのですが、そこで出会った保存車両たちとも仲良くなり、ポッポの丘を応援することにしたとか。
特にいすみ鉄道の保存車両のマスコットキャラクターである「上総いすみちゃん」とは仲がよく、二人で掛け合いを展開することもしばしばあるみたいです。
ちなみに、このイラストではデハ701号車をイメージした服を着ていますが、水色の濃淡で塗装されたデハ702号車をイメージした「夏服」を着ることも。
確かに、色彩は爽やかな感じですからね。よろしいのではないかと。(*´ω`*)

写真のバックにチラッと見えているのは、往時のままに保存されているデハ701号車。
車内ではオリジナルグッズや地元の特産品が販売されています。
おうみちゃんやいすみちゃんのグッズもありますので、この写真を見て「いいなー」と思われた方は、是非ともポッポの丘を訪ねてみてください。
最近では保存車両の数もじわじわと増えているようなので、イラストに興味の薄いバリ鉄さんにもおススメのスポットですよ。
また、マニアさん以外にも。家族連れの方もきっと楽しめると思います。
お子さんは珍しい電車群に興味津々でしょうし、親御さんはここでしか手に入らない特産品を悠々とショッピングできます。

グッズ以外でお土産として個人的にイチオシなのが、健康的な飼育環境で育てられた鶏から産まれた「庭先たまご」ですかね。
敷地内の一角にあるカフェで、その日に採れた卵を使った「卵かけごはん」を味わうことができます。
つまり、味見をしてから購入できるという、生産者の自信に満ち溢れた逸品なんですねー。
実際、かなり美味しかったですよ。

話は変わりますが。
ポッポの丘までどうやって行くのか。その道のりが、私にとっては大きな課題でした。
クルマを持っていない私には、いすみ鉄道を利用して行くしか選択肢はなかったのですが、それからが問題。
最寄りは「上総中川駅」なのですが、そこからは徒歩で30分程度かかる…。
しかし、ちょっと離れた「国吉駅」には無料で利用できるレンタサイクルがあるとのこと。
帰りのことを考えると、タクシーの利用は避けたい。うーむ…どうすべか。
…と、さんざん考えた挙句出した結果が、国吉駅からレンタサイクル。

温暖な房総半島。4月の陽気は非常によろしく、当日の気温は20度を超えていました。
国吉駅からポッポの丘まで、早めに自転車をこいでおよそ30分ってところでしたが…。
結果として、汗だくになりました。(;´Д`)
行きはかなり上り坂が豊富な道のりで、特にラストの「ポッポの『丘』」への急こう配は、とても自転車では登ることができません。
さらに、着いてからよくよく考えてみたら。
アップダウンの激しい道のりを自転車で、しかも20度越えの陽気の中をかっ飛ばして帰るとなると、卵なんて到底無事で済むはずがない!

…と、ここでネタにでもしなければ救われない結果にしょんぼり。いい経験にはなりましたけどね。
しかし、それを加味しても「来てよかったなー」と思える場所でしたよ。
「おうみちゃん」や「いすみちゃん」に会いに、また是非行きたいと思っています。
今度はレンタカーでも使って、ね。|д゚)

撮影データ:
2013年4月 千葉県いすみ市 ポッポの丘
Canon EOS 7D + EF24-105mm/F4L IS USM
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2016年04月27日

65PF、ラストナンバー

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前回に続いて、65PFの雄姿をバリ鉄。|д゚)
コキ(コンテナ車)を率いて、総武線を一路東へ向かうEF65形の2139号機。
何両編成でしょうかね…この撮影地では、ちょうどこのくらいの長さだと収まりがいいと思います。

前寄り数両のコキには、コンテナの積載なし。
その他にも積載がちょいちょい欠けている車両があって、ちょっと物足りない感じがしますが、これはこれで満載よりもまた別の意味合いで味があるような気がします。
完全なものより何かが欠けているものに味わいを感じてこそ、古来より連綿と続く日本人の気質が現れると言いますか。
…まぁ、見苦しい言い訳はこの辺にしておきましょう。(;^ω^)

さて、この2139号機。歴史をちょっとひも解いていきましょう。
この機関車は国鉄時代の1978年、65PFとしては一番最後に製造された車両です。
当時はまだ、1000番台の「1139号機」を名乗っていました。
新製時は関西の宮原機関区に配置され、それまで寝台列車を牽引していたEF58形の後釜として活躍しました。
民営化後はJR貨物の吹田機関区に移籍して貨物列車の牽引機としての任に就きますが、後に製造されたEF66形に押し出される形で、現在の所属地である新鶴見機関区に配置されることとなります。

1991年から1992年にかけて行われたブレーキ装置の改良を施された車両には、車両番号の記述が赤いプレートに切り抜き文字を貼り付けられたデザインになります。「赤プレ」の始まりはここなんですね。
1993年以降、JR貨物の65PFに対して全般検査2回分の大掛かりな更新工事が行われますが、その施工の有無を区別するために車体塗色の変更が行われています。更新工事が行われた場所によって若干の塗色の変化がありますが、写真の塗色は大宮車両所で行われたことを意味しています。
また2002年、国交省の定めにより100km/h以上で走行する車両には新たな保安装置を装備することが義務付けられますが、JR各社では2012年以降、その保安装置の有無を区別するために装備車の車両番号を+1000しています。
この時点になってようやく「2139号機」となり、この写真の撮影時の容姿が決まることとなります。

2015年、2139号機は黒磯訓練機の任に就きました。
黒磯訓練機の次に待っているのは廃車解体…というのがセオリーだったようですが、翌年新鶴見機関区へ帰還。
その後大宮車両所に入場し動向が注目されていましたが、先日なんと国鉄特急色をまとって復活したようです。
絶滅寸前となっていた「原色・赤プレ」が新たに登場したこのニュース、ファンにとっては嬉しい知らせでしょう。

65PFのラストナンバーである同機。
今後はどのような活躍ぶりを見せてくれるのか、楽しみなところです。
…何気なく撮った1枚ですが、今となっては貴重な記録となったのですね。|д゚)

撮影データ:
2015年4月 JR総武線 津田沼〜幕張本郷
Canon EOS 7D + EF70-200mm/F4L IS USM
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2016年04月25日

65PFの活躍

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たまにはバリ鉄写真でも。|д゚)
EF65 1078牽引の貨物列車が、一路新小岩に向けて走ります。
後方のコキ数両に液化エチレンのタンクが搭載されていることから、鹿島貨物でしょうか。
現在の鹿島貨物ではエチレン輸送はなくなってしまったので、何気なく撮ったこの1枚も貴重な記録となりました。

視点を機関車に向けると…すぐに1000番台の「PF型」であることが分かります。
「PF」とは「P=passenger、F=freight」の頭文字をとったもので、貨客両用であることを意味します。
国鉄特急色の青とクリームの塗色に、赤いナンバープレートがひときわ存在感をアピールしていますね。

1977年に製造された当初から新鶴見機関区所属ということで、専ら貨物輸送で活躍していたと思われる同機。
いわゆる「原色・赤プレ」として、鉄道ファンの中でも注目を浴びていた機関車の1つでした。
全国で様々な形式の貨物列車を牽引するのはもちろん、時には新造された電車を製造工場から運用先まで送り届ける「甲種輸送」をこなすこともありました。

そんな1078号機も寄る年波には敵わなかったのか、それとも新型機関車の登場で用済みになったのか。
2012年からは古巣の新鶴見機関区で休車状態になり、そのまましばらく留置されていましたが、最期のご奉公である黒磯訓練機としての任務をこなした後、大宮車両所へ送られそのまま廃車解体されたようです。
享年36歳と、機関車としては比較的短い生涯でしたが、その活躍ぶりは大変立派なものでありました。
敬礼!

相次ぐ客車列車の廃止で、活躍の場がじわじわと狭められていた65PF。
現在ではついに、旅客列車の牽引として動くことはなくなってしまいました。
果たして、いつまでこの機関車が活躍する姿を見ることができるでしょうか。
まだ在籍数の多い今からでも遅くはないので、つぶさにその雄姿を記録していきたいですね。
そしていつか訪れる最後の日まで、暖かく見守っていたいものです。

撮影データ:
2009年4月 JR総武線 西船橋〜下総中山
Canon EOS KissX2 + EF-S55-250mm/F4-5.6 IS
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2016年04月23日

水田地帯を俯瞰

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水田地帯を往く113系。
成田線沿線に存在する、小高い山の上から俯瞰を狙いました。
この頃の千葉以東の列車と言えば、この113系と211系が主役でした。
現在ではそれも全て209系に置き換わり、また違った風景を醸し出しています。
しかし、こうした自然豊かな場所には鋼製車体にペンキ塗りで、遠くにいてもモーター音が聞こえるような電車が似合っているような気がします。|д゚)
ローカル線、というイメージが先行するせいでしょうか。田舎の風景にはダサい電車がお似ai…ゲフンゲフン。

辺りの水田にはすでに水が張られていて、田植えの第一段階は完了しているようです。
千葉のお米は8月中頃には収穫を迎えますから、4月も後半になるとこのように準備が始まるのも分かります。
来月になると本格的に田植えが始まりますが、そうすると早苗の緑色が際立ち、また違った風景になります。
水鏡を狙うなら田植えが始まる前、まさにこの写真を撮影した時期がベストなのですが、残念ながらこの日は決まりませんでした。
…とは言え、この写真を見ると濁った水が入っている水田が目立ちます。
どうせなら、透き通った水が入った場所で狙った方がきれいに決まると思うので、それについては目をつぶりますか。

この時期は気温も上がり、日中外出していると少し暑く感じられることもありますね。
そのせいか、バックの木々は所々初夏の装い…写真映えして非常によろしいのではないかと。
線路際の草も枯れ木が目立ったこれまでと違い、緑の要素が所々うかがえます。
ただ、このままにしておくと雑草が伸びに伸びて列車の足回りにかかってしまってうっとおしいと感じますが、これも自然の成り行き。ありのままの様子を楽しむのがいいと、私は思いますけどね。
それを勝手に伐採したあげく「撮りやすくなったでしょう?ここで撮るならお金払ってね」なんて輩が現れるのは、非常に納得のいかないことです。( ・`д・´)
もちろん、そんな不埒な輩はごくごく一部なのですが、やっていることのインパクトが大きすぎて目立ってしまうため「だから鉄道ファンは…」とひとくくりにされてしまうのも納得のいかないことですが。

話が脱線してしまいました。(;´・ω・)
こういった景色の中では、バリ鉄よりも風景撮りの方が私の性に合っているかな?と思っています。
ただ、都心ではなかなか難しく、遠征するとなるとクルマがないと撮影地にたどり着くことすらできなさそうで。
何とか工夫をしてぼちぼち撮影はしていますが、最近ではしばらくぶりに日常を忘れてどこか遠くへ逃避行したいなー、なんて思うことしきり。
夏の18きっぷで…とも考えましたが、昔より体力も気力も落ち気味の今の身体で夜行快速なんて乗ってしまったら、翌日には死体になっているのではないかとちょっと不安です。(;^ω^)

…で、何の話でしたっけ?|д゚)
今日は話が脱線しすぎ!ですが、どうかご勘弁を。こんな日もあります。

撮影データ:
2010年4月 JR成田線 滑河〜久住
Canon EOS KissX2 + SIGMA 30mm/F1.4 EX DC HSM
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2016年04月21日

映りこむデハ700

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入場券を購入すれば自由に見学できる、銚子電鉄の仲ノ町駅併設の車庫。
足元が悪いのでちょっと注意が必要ですが、留置されている列車の様子を間近で観察することができます。
引きで車庫の全景を撮ると、様々な形式の列車を1枚に収めることができますし、仲ノ町の主である小型電気機関車「デキ3」ですら、じっくり細部に至るまで撮影することが可能です。

今回は、かつて2両が在籍していたデハ700形を、このような形で撮影してみました。
702号車の前面窓に映る701号車。
701号車側が順光になっているためか、きれいに映りこんでくれました。
…鉄道写真において、映りこみは基本的に禁忌らしいのですが、そんなの関係ねぇ!
1粒で2度おいしい写真となりました。

ここからうかがえるのは、701号車は銚子電鉄標準塗色ですが、702号車の方は濃淡の水色で構成されていること。
この塗色は、かつて(1960年代)の銚子電鉄標準塗色だったそうで、2007年の全般検査時に塗り替えられました。
文字のフォントもシンプルかつ独特で、特に側面の「CDK デハ702」の表記は非常に好きでしたねー。(*´ω`*)
また「団体」という行先板がレア度を増してくれますが、この日にこの車両を使った団臨が走ったのでしょうか。
私は気づきませんでしたが…。

この2両は、老朽化した旧型電車の置き換えの為に1978年に銚子電鉄にやってきたもの。
ルーツをたどると、近江鉄道のモハ51形電車に行きつきます。
その間、様々な改造工事などが施されていたようですが、その点についてはここでは省略させていただきますね。|д゚)
後にデハ1000形がやってくるまでは、総括制御ができる唯一の車両であったことからラッシュ時にも積極的に使用され、銚子電鉄の主力車両として活躍しました。

しかし、寄る年波には勝てなかったのか。
国交省から是正勧告を申し渡され、さらに新たに2000形を導入することもあって、廃車されることになりました。
どちらの車両も、2010年内にさよなら運転を行い、銚子電鉄から姿を消しました。
その後はこのまま仲ノ町で朽ちていくのか、それとも解体かと憶測が飛び交いましたが、結果としていすみ市にある「ポッポの丘」で静態保存されることになり、今現在でも当時の面影を残したまま、車内で地元特産品やグッズ販売が行われています。
701号車については、その外観をモチーフにした「下総おうみちゃん」というマスコットキャラクターがつき、関連グッズも販売されています。
…かく言う私も、数年前にポッポの丘を訪問し、おうみちゃんグッズを購入しました。|д゚)

ただ保存と言っても、莫大な維持費がかかるのが現実で、それを少しでも支援するためにポッポの丘では積極的に物品を購入するよう訪問者にお願いしています。
いつまでも往時を偲ぶことができるよう、皆さんもここで見学・撮影をした後には是非お土産品を購入しましょうね。(=゚ω゚)ノ

もちろん銚子電鉄を訪問した際も、有名な「濡れせんべい」などのお土産を購入して会社の運営資金に協力しましょう。
いつまでもこの素敵な鉄道線と車両が存在できるように、祈りを込めて。

撮影データ:
2008年4月 銚子電気鉄道線 仲ノ町
Canon EOS KissDigital X + EF-S18-55mm/F3.5-5.6 IS
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2016年04月19日

大島桜とrev8000

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ちょっと時期外れの写真になってしまいましたが…。|д゚)

東京での桜の満開日は、4月に入ってすぐのことでしたね。
最初の土日はちょうど見頃な時期のはずでしたが、雨が降ったりなど天候が不順で撮影もままならない状態でした。
その翌週の休日にはソメイヨシノなどの花はすでに散ってしまっているだろうと肩を落としていましたが、それらの花とは少し時期がずれて咲く大島桜はならまだ残っているかも!と考えて、数年前にも記事にした東武亀戸線の小原橋仮橋へ出向いたところ、散り始めではありましたが花をたくさんたたえた様子を確認できました。
この写真を撮影した日は比較的天候がよく、陽も差していたので撮影条件としてはちょうどよかったです。
ただ、1日を通して風が吹きやまぬ状態でしたので、この撮影地で定番としている水鏡はあきらめ、電車と大島桜を大きく写すアングルに変更しました。
しかもこの日は、3月23日より運行を開始したリバイバル色の8000形が亀戸線の運用に就いていたので、ここぞとばかりに何往復も粘ってシャッターを切り続けていきました。

若干オレンジがかった赤色に黄色い帯をまとった色彩は、遠目に見ても非常に目立ちますね。
私はこの塗色の電車が東武線を現役で走り抜けていた時代を全く知らないので、リバイバルとは言え目新しく映りました。
塗りなおしたばかりの車体は、塗色も鮮やかでテカテカした感じ。
もうちょっと汚れたり塗色が薄れてきた頃に、本当のリバイバルっぽい状態になっていくのではないでしょうか。

そんな真っ赤な電車の車体に、真っ白な花の大島桜との対比が面白いです。
赤と白。互いにそれぞれの色彩を引き立てあっている感じですね。
1枚の写真にそんな様子を収めることができて、個人的には大満足でした。

来年も撮れるかな…?
小原橋の架け替え工事が始まってしまえば撮影地消滅ですし、この塗色の8000形も来年の今頃になって もまだ存在しているかどうか…。
東武鉄道の公式発表では、運行は「当面の間」とされており、具体的にいつまでと決まっていないあたりがもどかしいです。
もしかしたら、この春が桜の花と絡めて撮れる最後のチャンスになってしまったかも知れません。
願わくば、もう少しこのままで…。

話はずれますが、ここで撮影をしていると、よく地元の方に話しかけられます。
決まって聞かれるのは「カワセミ撮ってるの?」。
この川(北十間川)と、それに合流する旧中川の近辺は飛来地として有名らしく、格好の撮影地だとか。
なので「電車と桜の写真を撮っているんですよー」なんて答えると、なるほどねー、と感心されてしまいます。
きっとここで撮り鉄する人は、ほとんどいないのでしょうね。
「今日は赤いの、朝から走っているよ!」「本格的なカメラ使ってるね、さすが鉄道ファンさんだ」「いい写真を撮ってねー」と言った具合で話がはずんで、列車待ちの時間も全然退屈しません。
こういったところが、下町のいいところなのでしょうね。

撮影データ:
2016年4月 東武鉄道亀戸線 東あずま〜亀戸水神
Canon EOS 7D + EF24-105mm/F4L IS USM
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2016年04月17日

珍幕表示〜209系の思い出〜

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浦和電車区の敷地内から堂々と撮影。|д゚)

209系の京浜東北線「快速:上野」行き。
この表示、果たして実際に使用したことはあるのでしょうか。
京浜東北線北行の最終電車は上野止まりであることはご承知の通りですが、それが快速運転時間帯にあるとは…ちょっと考えにくいですね。
私は京浜東北線用の折り返し設備が上野駅にあるのかどうかすらも知りませんが…。
きっと、ものすごくイレギュラーな事態が発生した時のための、とっておきのコマなのかも知れませんね。
それにしても快速電車の上野行きって…上野東京ライン開業前の常磐線じゃないんだから。(;^ω^)

ちなみにこの編成、他にも「八王子」「橋本」「町田」「中山」「小机」(いずれの行先も快速幕が存在)といった横浜線用のものや「大崎」「田町」「池袋」などの山手線対応のコマもあって、なかなか見ごたえのある行先表示幕が搭載されていました。
しかし、右側の「京浜東北線」という表示は、どうやら固定だったようです。
もしここに「横浜線」や「山手線」が入っていたら、すぐにでも転用や代走ができそうなのですが。

…この209系も、それらの珍しい表示が日の目を見る前に廃車されたり転属してLED化がなされていったのでしょうね。
写真の「ウラ76」編成は、新車E233系の登場で京浜東北線での運用から離脱すると、9・6・5・4号車(いずれもサハ)は2008年に廃車。
残りの使えそうな先頭車のクハやモーター搭載のモハは、千葉の房総方面で使用するため改造工事を施され、現存しているようです。
新しく付与された車番は2000番台もしくは2100番台となり、もともとどの車番だったかは分からなくなっています。
ただ、その手の情報通な人には分かるようですが…。

個人的には、スカイブルーの帯をまとった209系0番台は大好きでした。
ちょうど私が鉄に目覚めた頃に登場し、その近未来的な車体構造やVVVFインバーターが発する特有の音が、それまで無関心であった電車に対して興味を持ち始めるきっかけとなってくれました。

私の「鉄の原点」である209系。
今は東京総合車両センターの入り口に、当時の面影を残したまま保存されていますが、まだ手のついていない車両がもしあったなら、鉄道博物館入りを考えて欲しいものです…というのは、ちょっと言いすぎか。(;^ω^)

撮影データ:
2002年4月 JR浦和電車区(現:さいたま車両センター)
Olympus C-3030ZOOM (C3030Z)
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2016年04月15日

日没列車

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暮れなずむ景色の中を往く209系の上り列車。
時刻は18時過ぎ…日の長くなった4月とは言え、この時間ではさすがに露出は出ません。
こうなったら沈む太陽の残りの明るさを利用して、シルエットを狙うしかない!
…ということで撮った1枚。

意地悪な雲が残り少ない太陽光線を隠してしまっていますが、日没間際の微妙な空の色が演出できているでしょうか。
また、水面の色彩や波の様子なども見てくださればと思います。
肝心の列車は遮蔽物のない高架が幸いして、かろうじてシルエットとして写真を撮ることができました。
ちなみに各車両の真ん中に見える赤い光は、行先表示のLED。
E231系などの新型車両は、ある程度スピードが乗ると側面の表示は消灯してしまうのですが、この209系にその機能はないようですね。
陰で構成された被写体の中において、ただ一つの色です。
そのせいか、明るい写真より一層際立って見えます。

写真右下、かなり暗くなっていますが、釣り人が竿を垂れている様子を写しこんだのがお分かりいただければ幸いです。
この場所に着いて三脚とカメラを出したところで、釣りに勤しんでいる方が「電車撮るの?どこうか?」と言ってくださったのですが、是非とも列車と一緒に写し込みたいと思っていたので「いえいえ、お気になさらず続けてください!」と返した記憶があります。
旅先でやさしい人と出会うと、心がほっこりしますね。

ちなみに、この列車は4両編成。
空の色を強調したくて縦アンで構えていたところ、あと半分というところで最後尾の車両がフレームアウトしてしまいました。
撮影結果を見た瞬間は非常にガッデムな気持ちになりましたが、今改めて見直してみると、それほどひどくないような?
編成をすべて収めることだけが、鉄道写真の王道ではありませんからね。
…などと偉そうな口をたたいたところで、これがイマイチの域を出ないことは重々分かっていますが。|д゚)

次にこの場所を訪れる機会があったら、この時同様シルエット撮影にチャレンジしてみたいものです。
近隣に目立った建物もありませんし、高架上には架線柱くらいしか邪魔するものがありませんからね。

撮影データ:
2012年4月 JR鹿島線 十二橋〜香取
Canon EOS 7D + EF24-105mm/F4L IS USM
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2016年04月13日

漁港にて

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東京湾にそそぐ湊川の河口に位置する、上総湊港にて。
たくさんの漁船が係留されていることから、時間によっては水揚げ作業で港全体が大いに賑わうことが想像できます。
ここを訪れたのは、まもなく17時になるであろうという時間だったせいか、港は静まり返っていました。

この港は、海釣りで有名な場所だそうです。
港の中では簡単に釣りを楽しむことができて、ハゼなどがよく釣れるとか。
沖に突き出た堤防から外海へ竿を垂れると、ヒラメやカレイ、アイナメなどの大物も狙えるそうです。
また、近くには海水浴場もあり、特に夏場は非常に賑わう場所でもあります。

そんな景色を横目に橋梁を渡っていくのは、255系特急型電車の「さざなみ」。
日没の遅くなり始めた4月とは言え、17時と言えばもう日が傾きはじめる夕方といったところ。
辺りの景色も列車も、夕日を浴びたような色具合になっています。

255系は1993年に「房総ビューエクスプレス」としてデビューした車両で、登場時は主に「ビューわかしお」「ビューさざなみ」として運転されました。
JR東日本の特急型電車としては初めてVVVFインバータ制御が採用された、画期的な車両でもあります。
経年によるせいか、最近VVVFインバータの更新工事が施され、それにより発する走行音に変化が生まれました。
以前の大げさな音が好きだった私にとっては、ちょっと残念に感じます。(;´・ω・)

さて、先のダイヤ改正で房総特急が大幅に削減されたことには以前触れましたが、特に内房線の特急は大ダメージを受けました。
東京駅から出発する「さざなみ」は、平日の夕方から夜にかけて5本。
観光で利用できそうな土休日には、なんと設定がありません。
平日の特急も全てが君津止まりとなり、かつて観光特急として名を馳せた列車もホームライナーに近い位置づけとなってしまいました。
…この流れ、以前記事にした「あやめ」「すいごう」の末路にそっくりですが…大丈夫なのかなぁ…。

ただ、土休日に走る新宿駅始発の「新宿さざなみ」は朝の時間帯に2本の設定があり、こちらは停車駅が若干多いものの、従来の「さざなみ」と同じく館山まで走ります。
総武線沿線住民の私にとっては「新宿さざなみ」が残ってくれたことはありがたいのですが、こちらも利用客の状況によっては今後どうなるか分かりません。

千葉南部にはいい観光スポットがたくさんあるのですから、積極的に利用したいものですね。

撮影データ:
2012年4月 JR内房線 竹岡〜上総湊
Canon EOS 7D + EF24-105mm/F4L IS USM
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2016年04月11日

春の潮風を感じて

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内房線を望む小さな港、小浦漁港にて。
潮風を受けて海辺に咲く小さな花、陸に上がったいくつかの漁船、そして昔から存在するであろう瓦葺の漁港施設の向こうに、試運転のディーゼル機関車DE10が走っていく様子がうかがえます。
春を迎えて深い緑色に染まりつつある小高い山の木々の色彩に、DE10の赤色が映えますね。
もうちょっと海を入れて撮影した方がよりよかったかな…とも思いましたが、まぁそれはそれ。|д゚)
潮の香りを感じながら過ごす待ち時間は、久しぶりに海辺にやってきた私にとっては新鮮でした。

全線電化の内房線。
DE10は気動車(久留里線)の配置がある木更津まではたまに見かけることがありますが、房総半島の比較的南方に位置するこの場所まで姿を見せるのは稀かと思われます。
そのため、さぞ鉄道ファンたちがこぞって撮影に来ていると予想していましたが、意外にもこの日の遭遇率は0%でした。
あまり注目されていなかったのか、情報が少なかったのか…。
でも、そのおかげでのんびりまったりと撮影に専念することができたので、その点では非常によかったですけど。

…試運転と記述しましたが、はて一体何のための試運転だったか…肝心な部分を失念してしまいました。(;´・ω・)
2012年と言えば、2月に「SL/DL内房線100周年記念号」が運転されたのですが、その列車は木更津止まりでしたし、時期的にもその試運転とは明らかに違うんですよね…。

でもまぁ、この場所をDE10が走ったということは動かぬ事実ですからね。
分からないことはあんまり考えないことにします。|д゚)

撮影データ:
2012年4月 JR内房線 富浦〜岩井
Canon EOS 7D + EF24-105mm/F4L IS USM
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