2016年10月31日

HK100形、出庫

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車体洗浄や床下機器見学でお世話になったHK100形が、営業運転に就くために出庫します。
ヘッドライトとLED表示器を点灯させて、車庫を発車する寸前の様子を捉えました。

きれいに洗浄されたこともあってか、ボディーもガラスもピカピカになっています。
デビューから余裕で15年以上経っている車両ですが、その見た目はいまだまるで新車と見まごうよう。
特急列車が廃止された影響で、新車を導入するほど資金に余裕がないせいもあるのでしょうけど、とても大切に使われているんだな、ということが感じ取れます。
日々の手入れが行き届いていると、乗るにしても撮るにしても気持ちがよいものですね。

この写真から気づいたことは、まず前面のLED表示機。
私が開業10周年イベントで確認した時点では、赤い文字で「ワンマン普通(または快速)」と表示されるだけのものだったのですが、その後機器を大幅に更新したのでしょうか。
ご覧の通り、多くの情報と行先を交互に表示するようになっていました。
色違いのローマ字表記も加わり、以前と比べてかなり進化したなー、と感じることしきりです。

そしてスタンバっている運転士さんに目をやると「あれ、いつの間にか制服変わった?」ということに気づきます。
以前はゴールドのドゴール帽にそれと同色のジャケットでしたが、これは夏服でしょうか…帽子はハンチング(?)っぽくなっていますし、袖の部分に社紋を配したシャツをノータイで着用するものに変わっていました。
以前の制服もなかなか格好良くて好きだったのですが、このようにラフな感じを出しているのも悪くないですね。
利用者にとってより親しみやすく、身近に感じられるようになったのではないでしょうか。

さて、この車両が出て行ったおよそ1時間後に「ゆめぞらU」号が入庫してきたのですが、その車両の床下機器見学や洗浄体験ができたのかどうかは分かりません。
入庫してきたのはイベント終了間近でしたので、その時間的余裕はなかったかも知れません。
せっかくなので、ゆめぞら号には車内のすべてのカーテンを締め切った上で、トレインシアターの実演を行ってくれたら嬉しかったのですが…そのような催しが行われるという表記が案内にはなかったので。残念。

次回のイベント開催時期は…。
一番期待できるのは、開業20周年となる2017年かな?
大きな節目を迎える年なので、10周年の時と同様、ここ六日町車両基地以外に松代工務区まで解放されるくらいの大々的なイベントになってくれると嬉しいのですが。

この日の帰り際、鉄道グッズ販売コーナーのスタッフさんに何気なく「以前の制服って出ませんかね?」と話を振ってみたところ、「確かに、今は誰も着ていないものですしねー。帽子とセットで出すのもいいかも知れませんね。」とのこと。
…脈あり、と思ってよろしいのでしょうか。|д゚)
次の機会には、ちょっとお金を多く持ちだして旧制服の販売に備えてみようかな、と密かに考えています。

よほどの事情がない限り必ず参加するぞー、と今から心待ちにしています。(=゚ω゚)ノ

撮影データ:
2015年10月 北越急行ほくほく線 六日町車両基地
Canon EOS 7D + EF24-105mm/F4L IS USM
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2016年10月30日

車両洗浄体験

レール焼きのそれなりの味に舌鼓を打った後、再び車庫内に戻ると、そろそろ「車両洗浄体験」が始まるという時間になっていました。
先日記事にした「洗浄車両乗車体験」とは、ちょっと違いますよ。
列車に乗って洗浄機を通るのではなく、車両の外側を「手洗い」する機会です。
若干地味ではありますが、これも社員さんが日々きれいな車体を維持するために行っている重要な仕事の一つです。

ある程度観客が集まったところで「どなたかやってみたい方はいますか?」と社員さん。
興味はあったものの、お子様も多く集まっている中、いい年をした大人が「はいはーい!」と手を挙げるのもどうかと思い自重していると、社員さんが「やってみる?」と、小さな男の子を指名しました。
その子はちょっと戸惑っていた様子はあったものの、簡単なやり方を教えられながら、長いモップを持って洗剤を塗布された車両をゴシゴシと洗浄することに成功していました。

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男の子に手を当てながら「そうそう。上手いねぇ」と、優しいまなざしで見守る社員さん。
「こういうのってすごくいいなぁー…私がイベントという場で本当に求めていたのは、こんな光景なんだよね」と思いながらシャッターを切りましたが、その時の何ともほっこりした雰囲気がうまく伝わる写真になっているでしょうか。
もっと腕がよければ、より心に響く写真が撮れたのかも知れませんが、今の自分にはこれが精一杯ですわ。|д゚)

…さて、ひととおりモップ掛けが終わると、洗剤と一緒に汚れを洗い流す作業に入ります。
さっきの男の子が、これにもチャレンジするようです。
高い圧力で水が出る、業務用の特殊なホースを使って行う作業になります。

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本来ならもっと車両に近づいてきれいに洗い流すのですが、あまり近寄ると水がはねて服を汚してしまうので、今回はちょっと離れたところから体験します。
かなり水圧が強いのか、お子様の力では上手く支えきれないようで、目標に対してまっすぐ当てるのも難しい様子。
社員さんに身体を支えてもらって「もうちょっとこっちだよ」と教えられますが、なかなか上手く行かないようでした。
それでも、自分の力でほくほく線の車両がどんどんきれいになっていく様子を見ていたのですから、きっと一生もののよい体験になったことでしょう。
一連の作業が終わった時に見せたその子のキラキラした笑顔が、それを如実に表していたようでした。
…ほくほく線のことが、もっと好きになったかな?
あと15年くらい経ったら、この思い出を胸に社員として働く時がくる…のかもしれませんね。

首都圏近郊で行われるイベントではまず見ることのできない温かさが、この場にはありました。
マナーどころかルールすらなっていない同業や、まずは自分が!まずは自分が!という殺伐とした雰囲気が見られないのは、ローカル線のイベントならではですね。
ほくほく線を愛する私としては、もっとたくさんの人に良さを知ってほしいのですが、あまり多くの同業さんに注目されてこのほっこりした雰囲気を壊されるのは嫌…というアンビバレントな気持ちがあります。|д゚)

…できれば次回のイベントも、この時と変わらず始終平和な雰囲気で開催されることを期待してやみません。

撮影データ:
2015年10月 北越急行ほくほく線 六日町車両基地
Canon EOS 7D + EF24-105mm/F4L IS USM
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2016年10月29日

ほくほく線発!レール焼き

車庫内での見学と撮影がひと段落したところで。
「もう午後か。ちょっと小腹が減ったなー…。そういえば物販コーナーに飲食物を提供してくれるブースもあったっけ」と思い出し、一旦車庫外に出てみました。
一番手っ取り早くお腹を満たしてくれそうなものがどこかに…あったあった。

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お手製感抜群の、何を加工して作成したんだか分からない「レールヤキ」の飾り文字が非常にシュールでいい感じ。
そしてその隣の張り紙を見て、ようやく「レールヤキ」の正体が分かりました。

その部分を抜粋すると…。
「レールのリサイクル レールも調理器具なんです!(たぶん日本初)レール焼き お好み焼き 350円」

なるほど。要はレールを使って焼いたお好み焼きなんですね。
しかし、レールを調理器具として使ってしまおうなどという奇抜なアイデアは、一体誰が生み出したのか…。
間違いなく日本初の試みでしょうね。
果たしてどのような方法で調理されるのでしょうか?
その点が気に入ったことに加えて、値段もなかなか良心的だと感じたので、一つ所望することにしました。

が、その前に一つ引っかかることが。
ここに「レールの『リサイクル』」って書いてありますよね。
ということは、恐らく使用済みのレールで焼いているということなのでしょう。
実際に使われていた頃に用いられていた機械油や、車輪との摩擦で発生するであろう鉄粉、また自然に付着する、ちょっとやそっと洗ったくらいでは到底落ちそうもない汚れなどの、身体によくないと思われる要素はすべてクリア済みなのでしょうか?
…などとちょっと考えましたが、食品の営業許可を取って提供しているはずですから、その点は無問題なのでしょう。
せっかくのイベント。そんな無粋なことを考えるのはナシナシ!(=゚ω゚)ノシ

と、購入する前にせっかくなので、レール焼きを調理している様子を撮影させてもらいました。

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なるほど。レールの下にプロパンガスのコンロを置いて熱して、そのレールの溝の部分を使って焼いているんですね。
そしてその部分とヘラを上手く使うと、このようにきれいな四角形のお好み焼きができると。
ちょっと焦げが気になりましたが、厚みのある生地にしっかり火を通すのと、香ばしさを出すにはこのくらいの焼き加減の方がいいですね。
企画段階では恐らく多くの試行錯誤を繰り返した結果、この日初めて売り物として実現できたものなのでしょうから、その裏方さんの苦労に思いを馳せながら、一口一口じっくりかみしめて食しました。

…うん。お好み焼き。|д゚)

撮影データ:
2015年10月 北越急行ほくほく線 六日町車両基地
Canon EOS 7D + EF24-105mm/F4L IS USM
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2016年10月27日

敢えて乗らずに

床下機器見学に続いての催しは、洗浄車両乗車体験。
この列車は特に乗車人数の制限などはなかったのですが、洗浄車両には過去に何度か乗車していたので、個人的にはあまり興味はそそられないなー…と思ったので、ダメモトで「乗車せず洗浄する車両を外から写真撮影したいので、デッキにいてもいいですか?」と社員さんに訊いてみたところ「どうぞどうぞ」とのお返事。
という訳で、ありがたくご厚意に甘えることにしました。|д゚)

まずはこの写真。

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洗浄線らしく、モップやブラシなどの様々な清掃用具が置いてあることがお分かりいただけると思います。
その様子を上手に写し込みたかったのですが、柵が邪魔してイマイチな出来になってしまったのが心残りですが。(´・ω・)
で、車両に目をやると、すでに一度洗浄機に入って洗剤を塗布した状態になっています。
洗浄車両へは何度か乗車していると前述しましたが、このように洗剤まみれになった様子は初めて見ました。
恐らくこれは乗車体験をするためだけに仕立てたのではなく、実際に洗浄が必要とされていた車両を上手く利用したものなのでしょう。
リアリティは抜群ですね。「単なるイベント」ではなく「作業の実体験」なのですから。
そう思うと自然にテンションが上がってきて、カメラを構える手にも力が入ります。|д゚)
そしてこの状態から参加者を乗車させて、いざ洗浄機へ。
一往復して元の位置に戻ってくるため、出発してまもないバックショットを撮影することもできたのですが、ここはあえて前進してくる車両に的を絞ってみました。

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ちょっと期待していたのですが、残念ながら前照灯は点灯していませんでした。
…が、尾灯も点灯していない上に運転席に乗務員さんがいる様子が見て取れるので、こちらへ向かって近づいているんだなーということがかろうじてお分かりいただけるかと。
洗浄機は車体の両側から高圧で水を吹き付けると同時に、大きなブラシを回転させて一気に磨き上げていくため、水しぶきでかすんで見えます。
その様子をこれほどの至近距離で見るのは初めての経験でしたが、なかなか迫力のあるものですね。
これを見る限りでは、車体には結構な摩擦が生じると思うのですが、この機械を使った洗浄はどのくらいのペースで行われているものなのでしょうか。
あまり頻繁にやっていると塗装がはがれたり、外壁に細かい傷がついてしまって錆の原因になったりするのではないかと心配してしまいます。
あんまり「汚れたHK100形」というものを見たことがないので、洗浄面では結構気を遣っているのだろうと思われますが、ちょっとした汚れなら、先の写真に写っているモップやブラシを使って手洗いすることでカバーしているのかも知れませんね。

…あっさり「手洗い」と言ってしまいましたが。
他の鉄道会社で使われているものと比べると小さい部類に入るかもしれませんが、それでも間近で見ると大きな車体。
結構な労力も時間も要すると思います。
具体的にはどのような方法で「手洗い」洗浄しているのか…それは次回以降の更新でご紹介できれば、と思っています。
ご期待ください。(=゚ω゚)ノ

※ただ、これまで通りの隔日更新ペースでは、今月中に紹介しきれないかも知れません。
あー、もうちょっと自由な時間があればなー…それに遅筆癖も改善しないとダメだなー…。|д゚)

撮影データ:
2015年10月 北越急行ほくほく線 六日町車両基地
Canon EOS 7D + EF24-105mm/F4L IS USM
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2016年10月25日

HK100形、床下見学

昨年の「ほくほく線”CHO(チョ〜)”感謝祭」にて。
入り口付近のブースでグッズ物色した後、最初に参加した催しは車両の床下機器見学。
1回の人数が限定されている上に、その機会も数回しかないため、この機を逃すものかと急ぎ足で向かいました。
…まぁ結果として、そんなに競争をするほど見学客も多くなく、比較的余裕をもってエントリーすることができたのですが。|д゚)

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この時見学できた車両は「HK100−2」。
車体下に溝が掘られている検修庫ならではの造りのおかげで、床下機器をくまなく見ることができるようです。
ではでは、早速お邪魔しますよー。

…見学者は事前に全員ヘルメットを着用しますが「こんなものなくても別に…」と思っていたら、車体下に入った早々頭をぶつけました。
私の身長はそれほどバカでかい部類には入らないと思うのですが、やっぱりこれ、安全の為には必須アイテムなんですね。
新潟の秋はちょっと肌寒いかな…と感じるほどの気温しかなかったため、ヘルメットを着用しても何とも思いませんでしたが、これがいざ真夏となったら、作業するにあたっては想像以上に過酷な状況になるんじゃないかな…と想像できます。
私は一時期JRの駅にちょっとお世話になっていたことがあるのですが、深夜に行う線間清掃ではやはりヘルメットを着用していました。
気温が一番下がる時間帯といえど、真夏の時期の作業はかなり辛かった経験があるので、これを昼間に…と考えるだけで恐ろしくなります。|д゚)
こうした裏方さんの日々の苦労のおかげで、安心して列車に乗って快適に旅を楽しめるんだな、と思うと感謝しないとなりませんね。

さて、車体下に入ると社員さんが詳しく車体構造について説明をしてくれました。
表に出ている部分はもちろん、機器箱の中も1つ1つ開いて見せてくれます。
ちょいちょい質問をすると、全て快く答えてくれるのもありがたかったですねー。

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この写真は、確かATSの制御機器の入っている箱の中の様子だったと思います。
中身は精密電子機器のオンパレード。この様子…なんだかパソコンの内部を見ているようです。
今は昔のパソコン「PC−98」の拡張スロットにCバスのボードが入っているような部分も見受けられます。
部品の交換がしやすいようになっているためでしょうか。

…電子機器に水は禁物。
豪雪地帯を走るほくほく線ですから、その点をちょっと質問してみました。
「雪が積もった状態の中を走る場合、この中に雪が入ってしまわないのですか?」
と聞いたところ、車体先頭だけではなくそれぞれの車輪部分までカバーするスノープラウが床下に装備されている上、そもそもしっかりとふたが閉まる仕組みになっているので、その点は問題ないのだとか。
しかし、それより曲者なのは箱の内外の温度差で発生する結露で、これにはどう対処するかで相当悩んだそうです。
「隙間に大人用の紙おむつを敷き詰めて走らせたこともありましたよ」とのこと。
はぁー…さすがに厳しい冬を乗り越えるためには、様々なご苦労があったのですね、と感嘆しました。

他にも、この電車の台車は「HK62形」というエアサス仕様の特注品なのですよ、とか、スノープラウに加えて氷を砕く部品も付いているので雪の影響で運休したことはないんですよ、とか、モーターが全軸に備わっているので見た目よりもパワーがある電車なんですよ、など、興味深いお話をたくさん聞くことができました。

結果、当初予定されていた「20分」という見学時間を大幅にオーバーして初回の床下機器見学は終了しましたが、それでも誰ひとり文句をいう訳でもなく、社員さんの機嫌が悪くなることもなく。
このくらいの心の広さがあると参加していて心から楽しめるなー…。
雪国の人は心が温かいって本当なんだなー…。
ローカル線のイベントっていいなー…。
と思った次第です。

次回以降もほくほく線イベント関連の記事を書いていきますので、よろしくお付き合いください。(=゚ω゚)ノ

撮影データ:
2015年10月 北越急行ほくほく線 六日町車両基地
Canon EOS 7D + EF24-105mm/F4L IS USM
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2016年10月23日

超快速で六日町へ

先日記事にした超快速に乗って、六日町までやってきました。
十日町にしか停まらないって言ってたやん!…そう思われるのも当然かと。
実はこの日にだけ、下り列車1本が六日町に臨時停車したのです。
その理由は、こちらの写真をご覧になれば納得されることでしょう。

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この日は六日町で、ほくほく線のイベントが開催されたからなんですねー。
「ほくほく線”CHO(チョ〜)”感謝祭」と銘打たれたこのイベント。
普段入ることのできない六日町車両基地で、列車を間近に見られることをはじめとして、基地内で行われている裏方作業の体験ができるなど、様々な催しで盛り上がりました。
短距離ながらもHK−100形の運転体験ができるというファン垂涎のコーナーもあったのですが、限られた人しか入ることのできない隔離された場所で行われていたので、残念ながらその様子を見ることはできませんでした。(´・ω・`)

恐らくこのイベントは、看板特急であった「はくたか」に代わり「超快速スノーラビット」がデビューするという、ほくほく線にとって一つの節目を迎えることを記念して開催されたものだと思われます。
私がここを訪れたのは、2007年に開業10周年を記念して開催されたイベント以来。
毎年やってくれればいいのに…と思っていますが、企画から始まり準備や当日の人員配置や安全確保まで細かな点まで配慮しなくてはならないですし、なによりそれにかかる資金とイベントで得られる利益との比率を考えると、一ローカル線にとっては難しいのかもしれませんね。

少しでも利益が上がるようにという個人的な願いを込めて、積極的に記念品を購入したり飲食をしたりしたのですが、首都圏近郊で行われる同じようなイベントと比べると、参加者の数が格段に少ない…。
その分ちょっとした個人的な要望に応えてくれたり、写真を撮影するために苦労をすることはなく、まったりとしたペースで参加できたのは嬉しかったのですが、恐らくこのイベントで得られた利益は雀の涙程度だったことでしょう。
鉄道廃品や鉄道グッズはやはりファン向けの価格設定(それでもかなり良心的)でしたが、それ以外の販売品はどう考えても、列車に乗車する方が利益になるんじゃないかな…といった感じでした。
まぁ沿線の方は列車に乗ってくるのでしょうから、特需としての運賃収入はあったのかも知れませんが「感謝祭」と銘打っているだけあって、利益は度外視なのでしょうね。

この日に行われたそれぞれの企画については、次回の更新以降掲載していきたいと思います。
「興味ねーよ」と感じられる方も、もしかしたらいらっしゃるかも知れませんが…もう少しお付き合いください。

…余談になりますが、マルタイの携帯版みたいな機械を使ってバラストを突き固める作業を体験したのですが、やり方が悪かったのかそれから数時間後に持病の腰痛症が爆発。
そのため帰りの新幹線は普通車では辛いと思い、急きょグリーン車に乗ることにしました。
まぁE4系「Max」の2階グリーン車には、同形式の引退前までには乗っておきたいという思いがあったので、結果としてはオーライだったのですが。
ただ腰痛には今年の夏まで苦しんだので、今後同じ体験する機会があっても、ちょっとためらってしまうかなー…。|д゚)

撮影データ:
2015年10月 北越急行ほくほく線 六日町
Canon EOS 7D + EF24-105mm/F4L IS USM
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2016年10月21日

超快速スノラビ

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2015年3月のダイヤ改正より登場した、北越急行ほくほく線の新種別列車「超快速」に、昨年の今頃に初めて乗車しました。
「超快速」はJR線に直通する列車のうち、越後湯沢〜直江津間の途中停車駅は十日町のみという、思い切ったダイヤ設定で話題になりました。
登場当時は1日1往復(2本)の設定しかありませんでしたが、現時点では3本に増え、また利用客の利便性を図って停車駅の増えた列車も存在します。
この列車の愛称は「超快速スノーラビット」で、これは一般公募から最多得票を得て決定したものとなっています。
もともと「スノーラビット」は、北陸新幹線の開業とともに姿を消した、かつての看板特急「はくたか」に使用されていた北越急行持ちの681系・683系車両の愛称でした(JR西日本持ちの車両は「ホワイトウィング」でしたね)が、その名をほくほく線で一番速い列車「超快速」に引き継いだ形となりました。
決定前には、快速列車の上を行く種別だから「新快速」や「快速特急」になるのかな?という予想もあったようですが、まさか「超」という、日本の鉄道業界では恐らく開業当初の東海道新幹線くらいしか前例のないと思われるインパクトのある文字を付け加えるとは。
…いやー、非常に斬新でよろしいのではないかと。(*´ω`)

写真は越後湯沢駅で発車を待つ「超快速スノーラビット」の側面LED表示を撮影したもの。
表示機そのものか、その制御システム(もしくはその両方?)を更新したのでしょうか、以前のものと比べるとかなり進歩したものになっています。
開業当時のものは、例えば直江津行きでしたら「直江津」とだけ固定表示されていましたが、その後はそれにローマ字表記が追加されるようになります。2つの情報を一画面に納めるために苦心したのでしょうか、漢字・ローマ字表示共に赤1色の細字仕様になり、視認性の点でいえばちょっと厳しいものになった時期がありました。
現在では写真のように飾り付きの愛称表示に加え、種別、ワンマン表示、行先表示にそれと色違いのローマ字が数秒間隔で切り替え表示されるようになり、情報量と見やすさを兼ね備えた素晴らしいものになりました。

特急列車の運行がなくなって、収入がガタ落ちしたというほくほく線。
今はそれまで出してきた黒字収益を切り崩しながら経営を続けているそうですが、そんな苦しい現状にも関わらず利便性を向上させ続けている様子を見るにつけ、決して企業努力を怠っていない…むしろ精一杯頑張っているんだな、ということを否応なく感じさせます。

以前ドはまりしたゲーム「電車でGO!2」で初めてその存在を知った路線なのですが、今となってはそんなことを飛び越えて、私の中では最も愛すべき鉄道路線として応援しています。
…と言っても、私は資産家でも何でもないので、たまに乗りに行って記念品を購入するくらいしか応援する術がないのですが、そんな小さなことでも積み重ねていけば、いずれは大きな力になるのではないでしょうか。
皆さんにも是非ほくほく線の魅力を知ってもらって、ちょっとしたことでもいいので企業運営の後押しに参加してくれたらいいなー、なんて思っています。

次回の更新でも、ほくほく線の話題で記事を書いていくつもりです。
どうぞお楽しみに。|д゚)

撮影データ:
2015年10月 JR上越線 越後湯沢
Canon EOS 7D + EF24-105mm/F4L IS USM
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2016年10月16日

上から目線

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当時まだ現役だった113系使用の新聞輸送列車を、俯瞰で。
両国駅を出発した列車が江戸川に架かる橋梁を渡り、千葉県に足を踏み入れた瞬間の様子です。
この日の列車は、ラッキーなことにスカ色と湘南色との混色編成。
千葉以東で活躍していた113系が終焉を迎える直前、湘南色に塗り替えられた編成がいくつかあったのですが、それを狙って撮影することはなかなか難しかったと記憶しています。
当時は今ほどネットに流れる情報が正確ではなかったり、量もスピードも弱かったので、不足分は事情通の友人から情報を享受してもらうことで何とかカバーしていました。感謝感謝。

混色編成の新聞輸送列車の記事はこちらにも書きましたが、それと差をつけるためにも湘南色の車両が先頭になってくれていれば嬉しかった…もっと言うと、両方の編成が湘南色だったらさぞかし、と思いましたが、まぁ贅沢は言えませんね。|д゚)
この列車は千葉駅に到着すると、確か千葉以東に夕刊を運ぶ編成と旅客輸送用の編成に分割されて、それぞれの役目に就く…という流れだったと記憶しています。
運行終了が2010年の3月と、現時点ですでに6年以上の時間が過ぎているので、記憶違いだったらごめんなさい。|д゚)

…そういえば私が学生だった頃、昼過ぎに両国駅を通ると短編成のクモユニ(?)が停まっているのをよく目にしていたので「見慣れない電車がいるけど、何に使われるのかな?」と何となく考えていましたが、今思えばあれが113系になる前の新聞輸送列車だったのでしょうね。
あの頃、鉄に目覚めていてそれなりの機材を持っていたならば、間違いなく撮影対象になっていたのですが…もったいないことをした、と今更ながら後悔しています。

話を写真に戻しましょう。
撮影当時、すでに市川駅のすぐ近くに大規模高層マンションが建設され、それまでのように駅端での撮影することが難しくなっていたのですが「邪魔だと思ったらそれを利用すればいいじゃなーい」と逆転の発想で撮影に臨んだところ、これが意外と正解でした。
ここでは写真のように比較的短めな編成は望遠を効かせて。
快速線の15両編成のような長編成は引きで構えることにより撮影が可能、というように、自由度が高いのが大きなポイントです。
ここ数年足を運んでいないので今はどうなっているかは分かりませんが、当時ネタ列車が運転される時などは、早い時点から市川駅の駅端は激パ。
一方、ここはまだ穴場の撮影スポットで、多くても同業さんは数人…といった感じでした。
でもまぁ、どのような画を撮りたいかによって変わってきますね。
列車を大きく入れたいときなどは駅端で決まりでしょうし、俯瞰や編成全体を収めたいときなどはこの場所で、というように使い分けをするのがベターでしょう。
私は「まったりと自分のペースで撮れればどっちでもいいや」という理由から、この場所を選択したのですが。|д゚)

ちなみに、ガラス越しの撮影になるので光線の状態によっては反射に要注意なのですが、それにも関わらず風が通り抜ける造りになっているので、夏ならまだしも冬場はビル風を受けた強い寒風が吹きすさび、辛いことこの上ないです。
また三脚の使用が禁止されているのも大きなマイナスポイントですが、それらをすべて割り切れるのであれば、おススメのスポットです。

最近はこの場所にこれといったネタ列車がやってこないので少々寂しいのですが「日常の風景」を記録するには、今が最適な時期なのかもしれません。
当たり前に走っている緩行線のE231系0番台は、今後山手線からやってくる500番台への置き換えが進んでいくでしょうし、快速線のE217系も製造からかなりの年月が経っていますから、いつどのような話が出てくるか分かりません。
久留里線へ向かう検測車も定期的にやってきますし、貨物列車も編成が長ければそれなりの画になりますよ。
5年、10年先を見越して「今」を切り取ることは、鉄道ファンとしての大きな楽しみでもありますし、ある意味使命でもあると私は考えています。

…と偉そうなことを言いつつも、最近はカメラに触れてもいない状態が続いているのですが。|д゚)
もうちょっと頑張らなくちゃならんよなー、と感じている今日この頃です。

撮影データ:
2009年10月 JR総武線 小岩〜市川
Canon EOS KissX2 + EF70-200mm/F4L USM
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2016年10月14日

イルカな485

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すっきりとした秋晴れの空の下、新金線の新中川に架かる橋梁を渡っていく485系。
この日は試運転列車として、日中の新金線を数往復していました。
…乗務員訓練でしょうか?
目的など詳しいことは分かりませんが、近場では滅多にお目にかかれない車両なので、喜々として撮影に赴いたことを思い出します。
青い空に車体の青帯がマッチするとともに、ベース塗装の白が映えて、なかなかいい具合になったと思いますが…いかがでしょうか?
光線の具合もこの上なく、私の腕前にしてはよく撮れているなー、と自画自賛してみたり。|д゚)

特徴的な、おでこの前照灯とヘッドマーク上の特急シンボルマークがないので違う形式と見間違いそうになりますが、これもれっきとした485系電車ですよ。(*´ω`)
写真は勝田車両センターに所属していた「K40」編成ですが、これはもともと仙台車両センターに所属し、磐越西線の郡山〜会津若松(喜多方)間で、唯一の特急「ビバあいづ」専用編成として活躍していたものです。
2002年12月に同列車の運転が終了すると、その翌年、モハユニット(−1008)を1つ抜いた4両編成で勝田へやってきました。
転属後しばらくは「ビバあいづ」塗装のままでしたが、先に上沼垂運転区(現:新潟車両センター)からきていた6両の「K60」編成に続き、2005年にこの塗装に塗り替えられました。
運転室横にイルカのイラストと「485Express」の文字が入ったオリジナルの塗装で、そこから「白イルカ」「ドルフィン」などの愛称でファンに親しまれていました。
「K60」編成とペアを組んで運転されることもあり、昨今の485系としては珍しく、堂々の10両編成が実現したこともあったそうですが、これらの編成は波動用で団体列車や臨時列車としての活躍が主であり、いつもどこかで走っている…といったほど頻繁に活躍している存在ではなかったようですね。

さて、写真をよく見ていただくと、最後尾の車両だけ窓の配置が他の車両と違うことがお分かりいただけると思います。
この車両は半室グリーン車の「クロハ481−1501」なのですが、新製時は全室グリーン車で中間車の「サロ181−1101」でした。
何度かの大規模な改造工事を受けた波乱万丈な経歴を持つ車両ですが、窓割だけは新製時の名残で小窓になっているんですね。
半室とは言え、4両編成の波動用車両によくグリーン席を残したものだと思いますが、もともとは6両編成でしたし、減車を考慮しても敢えて改造を加える必要もないと踏んだのでしょう。
座席数は少なくても、グリーン料金はそれなりにいい収入になりますしね。|д゚)
ちなみに、車番は1500番台となっていますが、北海道向けに新製された極寒地耐雪車両とは別物です。

ところで、窓割がそのままでシートピッチが違う普通席とグリーン席が混在しているということは、やっぱり座席と窓の位置がずれているのかなー、と想像しましたが、実際にはどうなっていたのでしょうか。
私はこの車両に実際に乗ったことがないため、何とも…。
以前乗車した「クロハ481−1026」には微妙なずれがあって、グリーン車に席を取ったものの、なんともしっくりこない経験をしたのですが…それは大窓だったからでしょうか?
どうでもいいですね。|д゚)

そんな編成も、常磐線特急が新型車両であるE657系で統一され、波動用の車両にはE653系が充てられることとなったため、2013年1月に運用を離脱して郡山総合車両センターへ送られ、廃車となりました。
この写真を撮影した、たった3か月後のことです。
もちろん、私がこの車両を見たのも撮影したのも、この日が最後となりました。(´・ω・)
なくなると分かっていたなら、もうちょっと気合を入れて追っかけたのですが…。
残念ではありますが、これも時代の流れ。
古い電車を延々と使い続けても、アコモデーションをはじめとするサービス面ではもちろん、経年から来る突然の車両不具合を起こす可能性もありますから、いいことはないんですよねー。
それなりにいい形で記録を残せただけでも、よしとしますか。

最後に。
485系は四国を除く全国の電化区間に向けて製造・配置されたため区分や番台が多くありすぎて、よほど博識なファンでない限り、全ては把握しきれていないと思います。
この記事を書くためにネットを使って調べた部分がありますが、ちょっと読んだだけで頭が痛くなってきました。(;´Д`)
今後同形式についてのネタがあれば、また文章を書くこともあるでしょうけど、できるだけ簡潔に済ませないと。
私の知識と能力の限界を感じますので。|д゚)

撮影データ:
2012年10月 JR新金線 金町〜新小岩信号場
Canon EOS 7D + EF24-105mm/F4L IS USM
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2016年10月12日

青い京葉線・千葉行き?

IMG_0657.JPG

京葉車両センターで見かけた、201系の千葉行き表示。
総武緩行線時代にはこれでもかというほど見る機会が多くありましたが、ボディーが青くなった京葉線の車両としてはどれだけ入線する機会があったのでしょうか。

京葉線車両の千葉駅入線は、現時点では1日2本の設定があります。
どちらも内房線の君津を始発とする1136M(折り返しは1145M木更津行き)と1144M(折り返しは1153M君津行き)となっていますが、これらは夜間…しかも終電間際の列車であるため、沿線に住んでいない限りはなかなかお目にかかる機会がないと思われます。
なので撮影や乗車するためには、ある程度の準備と覚悟と行動力が必要となるのではないでしょうか。|д゚)

この運用に就く列車には110km/h走行に対応した車両が求められるため、必然的に最新型のE233系か209系500番台が充てられるのが通常となっています。
かつては205系もこの運用に就いたことがあったそうですが、201系はどうでしょう?
ちなみに、201系の「設計最高速度」は110km/h。
思いっきり頑張ればどうにかこうにか…といったところでしょうけど、設計上の限界速度を維持して走行することはほぼ無理だと言えますので、まず前述した千葉駅発着の列車に充てられることはなかったのではないのでしょうか。
ただ、臨時列車や非常時の車両交換、もしくは客扱いしないのであれば車両工場への回送列車としては入線経験があったのかも知れませんが…。

ところで、東「京」と千「葉」を結ぶ列車だから「京葉線」なのに、千葉駅に頻繁に顔を出さないのは意外だな、と思われる方もいらっしゃるかも知れません。
毎年受験シーズンになると、誤乗をしてしまった受験生の為に温情停車をしてあげる、という出来事がほぼ恒例行事となっていますが、私としてはまぁ気持ちは分からないでもない、と思っています。
例えば、鉄分ゼロの女子中学生がいったん千葉駅へ向かうために、普段乗らない区間までやってきたとします。
で、片方には京葉線の通勤快速東京行き、もう片方には総武快速・横須賀線直通の逗子行きが停まっていたとします。
「逗子?それってどこ?横須賀線ってことはとんでもない方へ行ってしまうんじゃないかなぁ?」と思う一方「急いでいるので通勤快速に乗るのがいいかもしれない。しかも東京行き。京葉線っていうくらいだから県都である千葉駅を通らないはずはないよね?」という考えに及んでも、無理もない話だと思うんですよね。
まぁ「大事な日に備えて予行演習しておけよ…それでもなければ、せめて事前に乗る列車を調べておけよ…」との意見ももっともですけど。|д゚)

脱線しましたが…。
前述したとおり、201系の千葉行き表示はまず見られません。
なので、この様子はイベント時のデモンストレーションとはいえ、レアなのではないでしょうか。
総武緩行線時代とは方向幕のフォントも微妙に違いますし、いいものを見させていただきました。

青い201系といえば、長らくJR西日本の東海道・山陽緩行線(京都線・神戸線)でしか見られないものでしたが、関東…しかも比較的近場でも見られるようになったのは嬉しかった記憶があります。
ただ、登場当時は前面の方向幕が白地に黒字だった(黒地に白字と勘違いしたらしい?)ので違和感はありましたが。|д゚)
JR西日本の青い201系は、321系などへの置き換えが急速に進むと一気に置き換えられ、逆に京葉線でしか見られない存在になってしまいます。
しかし、それも2011年を限りに運行を終了。
これをもってJR東日本では全滅となった形式ですが、JR西日本では色を塗り替え改造工事を施されて、現在も一部の線区で活躍中です。
オリジナルとはだいぶん見た目が変わったようですが、お値段がかなり高くついた車種でもありますし、大切に末永く走らせてくれることをお願いしたいものですね。

撮影データ:
2010年10月 JR京葉車両センター
Canon EOS 7D + EF24-105mm/F4L IS USM
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