2016年08月18日

門司港始発のかもめ5号

P8300022.JPG

今回は音声データを公開します。
先日記事にした「風景音」ではなく、いわゆる「音鉄」的に車内アナウンスを録音しました。

…ある夏の日の朝、かつて京都駅から博多駅を結んでいた夜行快速「ムーンライト九州」を門司駅で下車し、そこから普通列車に乗り換えて門司港駅へ到達しました。
目的は、門司港駅の歴史ある造りを見学して撮影することと、同駅から発車する特急列車「かもめ号」に乗って長崎方面へ向かうことでした。
音声は1日1本のみ存在していた、門司港駅始発の長崎行きの特急列車「かもめ5号」の車内アナウンスです。
録音レベルの設定ミスにより、音声が割れている部分もありますが、その点はテヘペロということでご容赦いただければと。

さて、このかもめ5号は1997年11月のダイヤ改正から登場した列車で、博多方面への通勤特急の意味合いも多分に含まれた側面を持っていました。
音声内にもあるように、博多までは自由席で博多から先は指定席となる車両も存在しているところからもうかがえますね。
JR九州管内では、通勤目的でも特急列車を気軽に利用できるような料金体系になっています。
これは都市間の距離が離れており、さらに普通列車の本数や所要時間を考慮すると、少々の料金を追加してでも特急列車を使う方が現実的という、九州ならではの事情があるためですが、デラックスな座席に座って悠々と通勤できるなんて、都内在住の身としては羨ましい限りです。|д゚)

東京近郊の列車には普通車グリーン席が連結されているものもありますが、平日の料金は長距離になるとちょっと気軽に…という感じではありませんし、時間帯によってはそのグリーン車も満席、というケースもよくあります。
しかもおおむね普通列車ですから、別に到達時間も変わりませんし。
定員制の通勤ライナーを運転している路線もありますが、そちらは長距離を移動する通勤客には好評なようですね。

話がそれてしまいましたが。
この門司港駅始発のかもめ号は、2005年3月のダイヤ改正で姿を消すことになります。
これによりかもめ号は、博多駅〜長崎駅間を中心とする列車に特化し、門司港駅〜博多駅間の特急列車には2000年3月に登場した「きらめき号」が残りました。
現在きらめき号に充当される一部の列車(787系)には、デラックスグリーン車や個室グリーン車が連結されているものもあり、通勤利用にはいささか行き過ぎかな?という感もありますが、それらの車両がなくならないところを見ると、一定の利用客がいるということなのでしょうね。

この時乗車した「かもめ5号」に充当されていたのは、885系電車。
革張りのシートにドサッと腰かけると、気分は社長か大臣か。
カーブで速度を落とさないように設計された振り子車両の乗り心地も申し分なく、本州各社の列車とは一味も二味も違った造りに圧倒されるとともに、これで通勤出来たらずいぶん…って、この話はもういいですね。|д゚)

長崎新幹線の建設が議論されている昨今ですが、もし開業となると「かもめ」の名称は新幹線に引き継ぎ、在来線特急は全廃になるのでしょうか。
ちなみに、博多駅〜長崎駅間の距離は、市布・肥前古賀・現川経由で約154km。
現行のかもめ号で2時間かからず結ぶ距離なので、莫大な建設費をかけてまでこれ以上のスピードアップは特に必要ないんじゃないかなー、と思いますが…。
JR東日本で実績のある山形・秋田新幹線のようなミニ新幹線規格ならまだしも、全線高架のフル規格の新幹線として開業したとなったら、並行在来線の3セク移行も懸念されます。
…それらもろもろ込めて、今後どうなっていくのかが注目ですね。

※再生の際は、音量に十分ご注意ください。


撮影データ:
2003年8月 JR長崎本線 諫早
Olympus C-720 Ultra Zoom (C-720UZ)

録音データ:
2003年8月 JR鹿児島本線 特急2005M クロハ884-(車番不明) 門司港発車前
SHARP MD-MS721 + AIWA製ステレオピンマイク(形式不明)
posted by くろやっこ at 08:00| Comment(0) | TrackBack(0) | 鉄道音声(西日本)<JR>

2013年06月30日

寝台特急「北陸号」特集 第6回

IMG_1837.JPG

電子チャイムが旅の終わりを告げます。
いよいよ終点の金沢が間近になってきたところで、最後の車内アナウンスが流れます。
一夜を共にした車両、布団、その他設備…どれもが今生の別れとなると、その全てがいとおしく感じられます。

列車は定刻に到着。
部屋を出る前に「ありがとう」と一礼をして、ホームに降り立ちました。

寝台特急北陸号は、利用客の減少から2010年3月のダイヤ改正で廃止となり、今回と全く同じ経験はできなくなってしまいました。
今回公開した車内アナウンスも過去のもの。結果としていい記録になりましたが、初めて乗ったブルートレインが消えてしまったことには一抹の寂しさを感じざるを得ません。
「北斗星」「トワイライト」などの大きな看板を背負った寝台特急はまだ健在ですが、どれも高級志向を売りとしており、貧乏人の私にはなかなか手が出せない存在です。
もちろん、いつかは…という夢を捨てている訳ではありませんが。(^^;

「さぁ、気を取り直して、これから北陸地方の列車に乗りまくって、写真をたくさん撮るぞー!」
という気持ちにさせてくれたのは、間違いなくこの「北陸号」のおかげでした。
記念にその姿を数ショット撮影して、新たなる場所へ移動すべく「サンダーバード」のやってくるホームへ足を向けました。

この日の金沢は梅雨時にもかかわらず、良好な天気。
これから始まる新しい旅へ、ほんのちょっとよい予感がしました。

それでは、金沢到着のアナウンスです。

※再生の際は、音量に十分ご注意ください。


撮影データ:
2008年6月 JR北陸線 金沢
Canon EOS KissDigital X + EF-S18-55mm/F3.5-5.6 IS

録音データ:
2008年6月 北陸線3001列車 スハネ14-756 9番個室・金沢到着前
Sanyo ICR-PS285RM + audio-technica AT9900
posted by くろやっこ at 08:00| Comment(2) | TrackBack(0) | 鉄道音声(西日本)<JR>

2013年06月29日

寝台特急「北陸号」特集 第5回

次の停車駅である津幡は、七尾線との乗換駅。
能登半島方面へ行く人はここで乗り換えですが…アナウンスを聞いてびっくり。「高松行き」とな。
…これはもちろん、四国の高松駅ではなく石川県にある「高松駅」でして。
JRが管轄する駅の中で、漢字表記も読み方も一緒なのは珍しいとのことですが、ではどうやって区別しているのかというと、四国の方は「(讃)高松」と表記されるそうです。
一度石川県と香川県の高松を結ぶきっぷを見てみたいものですね。(笑)

津幡の次はいよいよ終点の金沢。
寝台特急の快適な旅も、そろそろ終わりが見えてきました。
「まだ降りたくないなぁー…」。ぼそりと口に出していました。

それでは、車内アナウンスの方をどうぞ。

※再生の際は、音量に十分ご注意ください。


録音データ:
2008年6月 北陸線3001列車 スハネ14-756 9番個室・津幡到着前→津幡発車後
Sanyo ICR-PS285RM + audio-technica AT9900
posted by くろやっこ at 08:00| Comment(0) | TrackBack(0) | 鉄道音声(西日本)<JR>

2013年06月28日

寝台特急「北陸号」特集 第4回

富山の次は高岡に停まります。
乗り換えの路線が多いためか、ここで降車する人も見受けられます。
高岡と言えば、最近駅の再開発が進んでいて、私が立ち寄ったときも構内のいたるところで工事が行われていました。
へんぴな場所にあった独特な雰囲気(いい意味で)の氷見線ホームや、ネットで一時期よく見かけたワードの「高岡駅のホームもどき」も改善され、使い勝手のよい造りになったと聞いています。
さてどれほど立派になったのか、また機会があれば見に行きたいところです。

それでは、車内アナウンスをどうぞー。

※再生の際は、音量に十分ご注意ください。


録音データ:
2008年6月 北陸線3001列車 スハネ14-756 9番個室・高岡到着前→高岡発車後
Sanyo ICR-PS285RM + audio-technica AT9900
posted by くろやっこ at 08:00| Comment(0) | TrackBack(0) | 鉄道音声(西日本)<JR>

2013年06月27日

寝台特急「北陸号」特集 第3回

IMG_1832.JPG

早朝5時過ぎ。
6月の朝は早くも明けようというところ。
電子チャイムと共に、車掌さんのアナウンスが朝を告げます。
寝ぼけ眼で聞いていると、列車はまもなく富山に到着するとのこと。
ここで降車する人は、急いで身支度を済ませなければなりません。
私は終点の金沢まで乗車するので、そんなことは気にせずに…というはずですが、実はこのアナウンスを録音するために、5時前に携帯のアラームをセットしていました。(笑)
昨夜は初めて乗るブルートレインに興味津々で、結局途中水上で運転停車するまで眠れなかったため、ろくに寝られていなかったのですが、寝台車…しかも個室というのは、大変居心地のいいものですね。
「ムーンライトながら」などの座席車で夜を明かしたことは多々ありましたが、横になって静かに休めることがこれほどまでに旅の疲れを感じさせないとは!
睡眠時間は短かったものの、体調は良好。新たな一日を迎えるのにふさわしいコンディションになっていました。

それでは、おはよう放送から富山発車後までのアナウンスです。
どうぞー。

※再生の際は、音量に十分ご注意ください。


撮影データ:
2008年6月 JR北陸線 寝台特急北陸号車内
Canon EOS KissDigital X + EF-S18-55mm/F3.5-5.6 IS

録音データ:
2008年6月 北陸線3001列車 スハネ14-756 9番個室・おはよう放送→富山発車後
Sanyo ICR-PS285RM + audio-technica AT9900
posted by くろやっこ at 08:00| Comment(2) | TrackBack(0) | 鉄道音声(西日本)<JR>

2012年06月30日

七尾線の特急列車にて

※再生の際は、音量に十分ご注意ください。



4年ほど前に北陸を旅したときに録音したものです。
この日はのと鉄道を訪れるため、金沢から七尾線の和倉温泉に直通する特急サンダーバード号に乗車しました。
特にあてもなくスピーカーの直下に機材を置いて録音をしていたのですが、羽咋駅を発車した後、このようなちょっと味のある放送を録ることができました。
能登半島のつけ根から少し奥に入った場所にある北陸随一の温泉地、それが和倉温泉です。
しかし少々時季外れということもあってか観光客と思われる人は少なく、駅前は比較的閑散としていました。
駅の近くに宿泊や日帰り入浴ができる施設もなく、「温泉」という名称が駅名になっているにも関わらず、肝心の温泉に浸かるには、もう少々「旅行」をするしか術がありませんでした。

この時は温泉が目的で訪れた訳ではなかったので、しばらくしてから到着したのと鉄道の列車に乗って、奥能登方面を目指しましたが、この車内アナウンスにあるように魅力がたっぷりな場所であるならば、是非一度訪れてみたいと思いました。

録音データ:
2008年6月 JR七尾線 特急2007M列車(サンダーバード7号) クハ682-506 羽咋発車後
Sanyo ICR-PS285RM + audio-technica AT9900
posted by くろやっこ at 09:59| Comment(0) | TrackBack(0) | 鉄道音声(西日本)<JR>